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ライフスタイルに合わせた働き方を変えたママさん看護師

石井さん・30代女性・夫と小学生(2年生、6年生)の娘二人の四人家族

ママさん看護師の石井さん
大学病院心蔵外科・放射線科3年、外科外来1年、眼科及び形成外科6年。その後眼科クリニックに転職し今年で在職6年目のママ看護師の話し。

11年勤めた大学病院を退職

長年勤めた病院でしたが、長女の小学生入学に伴い辞めました。ライフスタイルの変化が理由です。
それまでの保育園生活では大丈夫だったのですが、小学生になり夜勤が難しくなりました。
またちょっと看護師を辞めたいと悩む時期でもあり、転職を決意しました。

キャリアより子供のことを考えて

在職期間も10年を、超えていましたし、附属の大学出身ということもあり、主任にならないかとも声をかけて頂いていました。ですので、退職したいと相談した際に引き止められました。なんとか一年生を乗り越えて、私達もそうしてきたのよ、と上司から言われました。しかし我が家の状況ではどうしても難しく、退職に至りました。

どうやって転職したか

最初は転職サイトに登録したり、ハローワークで探したりしました。直接医院のホームページからアクセスしたりもしましたが、最終的には、それまで一緒に働いていた大学のDrが開業することとなり、声を掛けて頂いて就職しました。
本当は看護師を辞めて別の仕事に就こうと思う気持ちもかなりあったのですが、看護師を辞めたという体験談で大変な状況を知れ、また頑張って働こうと思えました。

面接の条件が少し違う!?

やはり、残業や休憩時間は当初の条件よりはきつい状況です。日帰り手術も週に10件ほど行っていますので、その準備などをこなしていかないといけません。仕事に追われる感はあります。
また、開業医勤務ということもありスタッフの数が少ない為、抱える業務が多岐にわたります。

転職してよかった?

転職して一番良かったのは、夜勤がないことですね。あとは個人医なので、お休みの取り方など、融通が利く点です。
夜勤がないので給与が数万円下がりましたが、子供と過ごせる時間ができたので、ここは納得しています。
あとは個人医なので、大学病院のような福利厚生がないことはちょっと残念です。

ライフスタイルの変化で働き方を変える

ライフスタイルの変化がある時には、思い切った決断が必要だと思います。子供のことが第一なので、子供との時間を大事に考えた結果の転職でした。今は転職してよかったと思っています。
子育てしながら看護師を続けるには、普段から周りに自分の状況を理解してもらうことが必要だと思います。

個人病院だと、休みの融通は利くのでしょうか。石井さんの場合はDrが知り合いだということで言いやすかったかもしれませんね。コネを使った転職で、子育てとの両立がしやすい職場を見つけるのもありですね。ライフスタイルの変化で働き方を変えられるのも、看護師の魅力の一つだと思います。